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  • No : 2181
  • 公開日時 : 2020/03/27 09:38
  • 更新日時 : 2022/02/21 15:16
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ESG投資

回答

ESG投資とは、投資家が環境(Environmental)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の要素を重視して企業を選定し、投資を行うことである。「環境」は地球温暖化などへの取り組み、「社会」は人権問題や労務環境整備などへの取り組み、「ガバナンス」はコンプライアンスやボード・ストラクチャーなどへの取り組みを示している。
 
ESGは、2006年に国際連合のコフィ・アナン事務総長(当時)が「責任投資原則(Principles for Responsible Investment, PRI)」において、投資家が短期的利益にのみ焦点を当てるのではなく、持続可能な社会に貢献する企業に積極的に投資するよう提唱したことが発端となり、世界的に注目・推奨されるようになった。
 
コーポレートガバナンス・コードでは、上場企業に対して、ESGの3つの要素が結果として企業の利益に結びつくことを意識すべきである、としている。また、伊藤レポートでは、投資家がESG投資を行うことで、企業の持続的成長が促される可能性を指摘している。
 

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