• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 291
  • 公開日時 : 2018/02/04 01:23
  • 更新日時 : 2019/09/05 14:19
  • 印刷

GAAP

GAAP
カテゴリー : 

回答

GAAP(Generally Accepted Accounting Principles、ぎゃーぷ)とは、特定の政治主体が原則として認める会計処理に関するルールである。「一般に公正妥当と認められた会計基準」ともいわれる。
 
例えば、日本では戦後すぐに定められた企業会計原則、2001年以前に大蔵省のもとの企業会計審議会が定めていた会計基準、2001年以降は民間の会計基準設定主体である企業会計基準委員会(Accounting Standard Board of Japan、ASBJ)が定めた会計基準をひとまとめにしたルール群を、会社法・金融商品取引法のもとではGAAPであると定めている。これらを総称して日本基準(J- GAAP)と呼ぶことがある。現在、新しく日本基準を設定する場合には、ASBJがこれを開発し、金融庁長官が我が国会計基準として指定することでGAAPとして成立する。
 
また、金融商品取引法は日本企業に対して、米国の会計基準(US-GAAP)と、国際会計基準としてIFRS(International Financial Reporting Standards、国際財務報告基準)、及びASBJがIFRSから一部の規程を削除または修正した「修正国際基準(JMIS、Japan's Modified International Standards)」をGAAPとして認めている。
 

 

関連用語

あわせて閲覧されているワード