• No : 1006
  • 公開日時 : 2018/03/16 18:52
  • 更新日時 : 2019/09/05 14:29
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1月効果

1月効果
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回答

1月効果(January Effect)とは、1月のリターンがほかの月に比べて高い現象のことを指す。1月効果はカレンダー効果の1つであり、とくに小型株で大きく観測されることが知られている。
 
この現象を発生させる原因として、①投資家が12月末にキャピタルロスを確定し、1月に買い戻すことによって節税を実現しようとする「Tax-Loss取引仮説」や②機関投資家が年末に提出する保有資産のレポートをよく見せようとするため、12月末にイメージの悪い株をいったん売るという「Window dressing仮説」などが考えられているが、統一的な見解は得られていない。また、近年の研究では小型株を除けば1月効果は見られなくなっているといわれている。