CP(Commercial Paper、コマーシャル・ペーパー)市場とは、
オープン市場の1つで、CPが取引される市場である。
CPとは、信用力を有する企業などが商取引の裏づけを持たずに発行する、短期・無担保の割引約束手形である。取引の性格上、当初は券面発行が必要とされていたが、利便性・流通性向上を目的に2002年に電子CP法(短期社債等の振替に関する法律)が施行された。これによりペーパーレス化が進み、現在では電子CPが主流となっている。また、同法にもとづき発行される電子CPは、短期社債に位置付けられている。