• No : 1191
  • 公開日時 : 2018/12/26 10:29
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ソフト情報

ソフト情報
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回答

ソフト情報とは、顧客の能力や性質といった、主観的かつ定性的な情報のことである。例えば、企業経営者の事業意欲や経営能力、将来の資金使途などがある。
 
一般的に、ソフト情報は、長期的かつ多面的な関係構築によって獲得、蓄積される情報であると考えられている。このような情報は、財務諸表などのハード情報とは異なり、文章化または定量化が困難で立証が難しいため、蓄積された情報は、当事者(例えば、銀行の営業担当など)で独占的に共有される。このことにより、例えば、再度資金調達を行う際に、銀行にとって有利な取引条件を企業が受入れざるを得なくなるという、ホールドアップ問題を生み出す可能性がある。
 
リレーションシップ・バンキングでは、企業の情報の非対称性が大きい場合、またはハード情報が十分に得られない場合に、ソフト情報を用いて、銀行などの金融仲介機関は貸出を行う。なお、ソフト情報は貸出だけではなく、投資信託や保険の提案販売など、様々な金融サービスに活用できる。