キーワードから探す
カテゴリーから探す
このマークのついた用語は、定義に加えて詳細説明を掲載しています。
アルゼンチン通貨危機(Argentina Financial Crisis)とは、2000年代初めにアルゼンチンで発生した、経済危機に伴う通貨危機である。 2000年から2001年にかけて、アルゼンチン政府に対する信認の低下から債務危機の懸念が高まり、海外への預金流出による金融危機と外貨準備高減... 詳しく見る
EMS通貨危機(EMS Currency Crisis)とは、1992年から93年にかけて発生した、欧州通貨制度(European Monetary System、EMS)におけるバスケット通貨である欧州通貨単位(European Currency Unit、ECU)およびその構成通貨に対する通貨危機を意味す... 詳しく見る
通貨危機(Currency Crisis)とは、固定為替相場制度を維持している国において自国通貨の価値が大きく下落して固定為替相場制度の維持が困難になる状況を指す。外国為替市場での投機攻撃によって自国通貨売りが進み、通貨当局が外貨準備を使って自国通貨を買い支えきれなくなった結果、変動為替相場制度への移行を余儀... 詳しく見る
伝染効果(Contagion Effect)とは、ある国で発生した通貨危機が、その国だけでなく他国に波及して他国でも通貨危機が発生することをいう。伝染効果のメカニズムについては、①貿易面でのつながり、②マクロ経済政策・マクロ経済環境の類似性、③金融危機の連鎖、が指摘されている。 ... 詳しく見る
第3世代モデル(Third Generation Model)とは、通貨危機の発生に関する理論の代表的な3種類のモデルのうち、国内の金融システムの脆弱性によって企業や金融機関のバランスシートが悪化し、通貨危機と金融危機が併せて発生するモデルである。1997年のアジア通貨危機をきっかけに、Krugman(1999)... 詳しく見る
アジアの風邪(Asian Flu)とは、1997年7月のタイ・バーツ切り下げを発端としたアジア通貨危機の際に発生した、周辺国経済への影響をいう。 1997年7月のタイ・バーツの価値下落から程なくして、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピンといった周辺国でも為替レートが大きく下落した。タイ、韓国、... 詳しく見る
第2世代モデル(Second Generation Model)とは、通貨危機の発生に関する理論の代表的な3種類のモデルのうち、投資家の期待(予想)に基づく行動によって引き起こされる通貨危機を説明するモデルである。Obstfeld(1996)によって精緻化された。 第2世代モデルは、財政赤字等のマク... 詳しく見る
メキシコ通貨危機(Mexican Peso Crisis)とは、1994年末から1995年にかけてメキシコで発生した通貨危機である。1994年12月20日に実施された15%のペソ切り下げをきっかけに発生した。その後1週間と経たずペソの価値は半減し、経常収支赤字はGDPの8%まで増大した。翌1995年1月に米国とI... 詳しく見る
第1世代モデル(First Generation Model)とは、通貨危機の発生に関する理論の代表的な3種類のモデルのうち、マクロ経済状況の悪化が原因で発生する通貨危機を説明するモデルである。1960年代や1970年代にチリやペルーといった南米の国々で発生した通貨危機をきっかけに、Krugman(1979)... 詳しく見る
投機攻撃(Speculative Attack)とは、ある国の通貨について、通貨当局が維持しようとする固定為替相場とその国のファンダメンタルズによって決まる実際の為替相場との間に乖離が存在するとき、投資家がその国の通貨の減価を企図して外国為替市場においてその国の通貨を大量に売り、減価したその通貨を買い戻すこと... 詳しく見る
12件中 1 - 10 件を表示