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伊藤レポート(Ito Review)とは、2014年8月に公表された、伊藤邦雄一橋大学教授(当時)を座長とした、経済産業省の「『持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~』プロジェクト」の最終報告書の通称である。 企業が投資家との対話を通じて持続的成長に向けた資金を獲得し、企業価値... 詳しく見る
財務諸表(Financial Statements)とは、企業の企業活動により変化する財務状況を示す主要な書類を指し、貸借対照表、損益計算書とキャッシュ・フロー計算書の3つが主要な書類である。 貸借対照表とは、ある時点(決算日)での企業の財政状態を表示する書類である。財政状態とは、資金の調達源泉とその資金の運... 詳しく見る
MVA(Market Value Added、市場付加価値、えむぶいえー)とは、事業資産の時価と簿価の差額として定義される、企業の付加価値指標である。負債の時価と簿価がほぼ一致していると考えられるため、実質的には株主資本の時価である株価と簿価の差である。そのため、MVAが正(負)であることは、PBRが1を超える(... 詳しく見る
EVA®(Economic Value Added、経済的付加価値、いーぶいえー)とは、Stern Stewart社が商標登録している、債権者と株主の両者に帰属する企業価値を算定するモデルである。 具体的には、投資家全体に帰属する利益から、彼らの期待利益額を差し引いたものとして定義される残余NOPATを、投... 詳しく見る
自己資本比率(Equity Ratio)とは、安全性を測る指標のひとつで、負債権者の持ち分や負債権者および株主の持ち分に対する株主の持ち分の割合を示す。具体的には、株主資本もしくは純資産を負債合計や負債および株主資本の合計(場合によっては総資産)で割ったものとして定義される。 自己資本比率が低いほど他人資... 詳しく見る
デュポン公式(DuPont Analysis)とは、ROEを①収益性(売上高利益率)、②資産の効率性(総資産回転率)、③財政状態(財務レバレッジ)の3つの要素に分解する公式である。 このことから、ROEを向上させるためには、収益性を改善し、資産の効率性を高め、デット・ファイナンスを増やせばよい、と考えること... 詳しく見る
ROE(Return on Equity、株主資本利益率)とは、元手となる株主資本に対して企業の利益がどれだけ効率的に利用されたのかを測るために、企業利益を期首の株主資本(注)で割って算出される収益性の指標である。 株主資本の変化額は、親会社株主に帰属する当期純利益が対応する。このROEが株主の要求最低利... 詳しく見る
財務レバレッジ(Financial Leverage)とは、企業全体の資本に対する負債の割合で、負債の活用度合いを示す指標である。 具体的には、負債を総資産や株主資本で割ったものとして定義されることが多く、この値が大きいほど、企業がレバレッジをかけていることを意味する。 なお、デュポン公式では、財務... 詳しく見る
WACC(Weighted Average Cost of Capital、加重平均資本コスト、わっく)とは、企業の事業全体にかかる資本コストである。 企業には資金の調達源泉として、負債と株主資本がある。事業全体にかかる資本コストを算出するためには、負債にかかるコストである負債コストと株主資本に係るコストであ... 詳しく見る
設備投資とは、企業等が長期にわたって事業で利用する資産に対して行う投資のことを指す。 設備投資の対象となるものは、大きく、有形固定資産と無形固定資産にわけられる。有形固定資産は、生産を行うための機械・工場、事業所や店舗などが含まれ、無形固定資産は、ソフトウェア、特許や商標権などが含まれる。 ... 詳しく見る