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預金準備率操作とは、預金準備率を上下させることにより、市中銀行の貸出量を調節し、マネーストックを調整する金融政策手段である。支払準備率操作ともいう。 例えば、預金準備率を引き下げると、銀行は受け入れた預金の多くの割合を貸出に回せるようになるため、景気を刺激する金融緩和効果を持つ。 ... 詳しく見る
共通担保資金供給オペレーションとは、公開市場操作の手法の1つであり、民間の金融機関が、様々な形態の受信取引に共通し使用できる日銀適格担保(手形、CP、社債、国債など) を日本銀行に予め根担保として差し出し、日本銀行がこれを裏付けとして、手形買入オペを行うことである。 日本銀行のインターバンク市場でのオペ... 詳しく見る
SDR(Special Drawing Rights、特別引出権)とは、1969年にIMFが創出した国際準備資産、及び、その単位を意味し、加盟国の準備資産を補完する手段として用いられる。 SDRは、出資比率に応じて加盟国に配分され、加盟国は必要なときにはいつでも、保有するSDRと引き換えに他の加盟国の保有通... 詳しく見る
外貨準備(Foreign Reserves)とは、中央銀行が保有する外貨及び外貨建て資産を意味する。 具体的には、金、SDR、IMFリザーブポジション、外貨、外貨建て預金、外貨建て債券などから構成される。この外貨準備の増減は、国際収支における金融収支の1項目である。 関連用語 ... 詳しく見る
その他投資収支とは、国際収支における金融収支の1項目で、「直接投資収支」、「証券投資収支」、「金融派生商品収支」及び「外貨準備増減」のいずれにも該当しない金融取引をすべて計上する項目である。 具体的には、現・預金、政府借款、銀行・企業による貸付・借入金、保険・年金準備金の増減、貿易信用などが含まれる。 ... 詳しく見る
証券投資収支とは、国際収支における金融収支の1項目で、国内居住者と非居住者間の証券投資にかかる債権・債務の移動を伴う取引の収支を示す項目である。 具体的には、株式と債券の対外取引(直接投資及び外貨準備に含まれる取引を除く)などが含まれる。 関連用語 直接投資収支 その他投資... 詳しく見る
直接投資収支とは、国際収支における金融収支の1項目で、国内居住者と非居住者間の直接投資にかかる債権・債務の移動を伴う取引の収支を示す項目である。 直接投資とは、株式を取得することで、外国の企業に対して永続的な権益を取得することを目的に行われる投資や、海外に事業所や工場を建設することで、事業を行うことを目的に... 詳しく見る
金融収支とは、国際収支のなかで、国内居住者と非居住者間の金融資産にかかる債権・債務の移動を伴う取引の収支状況を示す項目である。「直接投資収支」、「証券投資収支」、「金融派生商品収支」、「その他投資収支」、及び、「外貨準備増減」の合計である。 関連用語 外貨準備 経常収支 資本移転等収支 詳しく見る
資本移転等収支とは、国際収支のなかで、対価の受領を伴わない固定資産の提供、債務免除のほか、非生産・非金融資産の取得処分等の収支を意味する。 旧統計においては「その他資本収支」と呼ばれ、資本収支を構成する1項目であったが、2014年1月以降の新統計では、経常収支、金融収支と並ぶ大項目となった。 ... 詳しく見る
第2次所得収支とは、国際収支における経常収支の1項目で、居住者と非居住者との間の対価を伴わない資産の提供に係る収支である。具体的には、官民の無償資金協力、寄付、贈与の受払などが含まれる。 2014年1月以降の国際収支関連統計の見直しを受け、旧統計における「経常移転収支」が「第2次所得収支」に名称変更された。... 詳しく見る
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