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スミソニアン合意(Smithsonian Agreement)とは、1971年12月18日にスミソニアン博物館で開催された先進主要10か国による会議において締結された協定を意味する。 これは、1971年8月のニクソン・ショックにより混乱に陥った外国為替市場の安定を図ったもので、金とアメリカ・ドル... 詳しく見る
ルーブル合意(Louvre Agreement)とは、1987年2月にパリのルーブル宮殿で開催された先進7か国財務大臣・中央銀行総裁会議で、プラザ合意以降の過度なドル安を是正し、為替相場を安定化させることに対する合意を意味する。実際には、この合意にもかかわらず、ドル安は是正されなかった。 ... 詳しく見る
プラザ合意(Plaza Agreement)とは、1985年9月、アメリカのプラザ・ホテルで開催された先進主要5か国(アメリカ、イギリス、西ドイツ、フランス、日本)の財務相・中央銀行総裁会議における合意を意味する。 1980年代前半、アメリカは、財政収支赤字と貿易収支赤字という「双子の赤字」に直... 詳しく見る
国際収支の弾力性アプローチ(Elasticities Approach to the Balance of Payments)とは、為替相場と貿易収支の関係を考察するためのアプローチの1つであり、為替相場の変化が貿易収支を変化させるという考え方に基づいたものである。 国民所得勘定の関係式に基づけ... 詳しく見る
マーシャル=ラーナー条件(Marshall-Lerner Condition)とは、為替相場が自国通貨安・外国通貨高(自国通貨高・外国通貨安)になったとき、貿易収支が改善(悪化)するための条件を意味し、下記式で表される。 輸出量の価格弾力性+輸入量の価格弾力性>1 ただし、輸... 詳しく見る
Jカーブ効果(J-Curve Effect)とは、為替相場が自国通貨安・外国通貨高になったにも関わらず、為替相場が変化した当初は貿易収支が悪化し、その後、時間が経過するにつれ、貿易収支が改善し始める効果を意味する。横軸に時間を測り、縦軸に貿易収支を測ったとき、貿易収支の辿る経路がアルファベットの「J」に似てい... 詳しく見る
国際収支のアブソープション・アプローチ(Absorption Approach to the Balance of Payments)とは、為替相場と貿易収支の関係を考察するためのアプローチの1つであり、国内の貯蓄-投資バランスから貿易収支が決定し、為替相場はその貿易収支の値を維持するために内生的に決定される... 詳しく見る
グローバル・インバランス(Global Imbalances)とは、世界的に見た経常収支の不均衡を意味し、とりわけ、近年では、2000年以降に顕著にみられた現象である。 アジア通貨危機以前は、先進国で経常収支黒字、新興市場国で経常収支赤字であったが、1990年代後半以降、この関係が逆転し、とくに... 詳しく見る
国際資本移動(International Capital Flow)とは、国家間における直接投資、証券投資、政府借款、および、銀行・企業による貸付・借入などの資本取引に伴う資本の移動を意味する。 国際資本移動には、ネットとグロスの2通りの測り方がある。ある国のある時点における対外資産残高をFA、... 詳しく見る
国際分散投資(International Diversification of Investment Portfolios)とは、国内のみならず、海外の金融資産をポートフォリオに組み入れて投資することを意味する。 国内の金融資産のみで構成されるポートフォリオは、自国の経済ファンダメンタルズに対す... 詳しく見る
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