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ホーム・バイアス(Home Bias)とは、国際資本移動が自由化され、国際分散投資に対する障壁が除去されているにもかかわらず、投資家が効率的な国際分散投資を行っている場合に比べて、外貨建て金融資産の保有割合が過少となっている現象を意味する。とりわけ、株式において顕著にみられる。 これは、投資家は... 詳しく見る
ルーカスの逆説(Lucas Paradox)とは、国際的な資本フローは、資本の限界生産性が低い先進国からそれが高い新興市場国へ生じるはずであるにもかかわらず、新興市場国から先進国へ資本が流出している現象を意味する。坂道を上る資本フロー(Capital Flowing Uphill)とも呼ばれる。 ... 詳しく見る
フェルドシュタイン=ホリオカの逆説(Feldstein = Horioka Paradox)とは、国家間の資本移動が自由化し、資金の貸借が自由に行われるようになれば、国内の投資は国内の貯蓄に制約されることなく、独立に行えるようになるため、貯蓄と投資の間には相関が存在しなくなるはずであるにもかかわらず、各国の貯... 詳しく見る
サドン・ストップ(Sudden Stop)とは、国際資本フロー、とりわけ新興市場国に対する国際資本フローにおける局面の1つを指す言葉で、グロスの資本流入が急停止する状況を意味する。 国際資本フローにおいては、グロスの資本流入が急増する「サージ(Surge)」、グロスの資本流入が急減する「サドン・... 詳しく見る
トービン税(Tobin Tax)とは、経済学者ジェームズ・トービンが提唱した税制度で、外国為替取引に租税を賦課することで、投機を目的とした短期的な国際資本フローを制限しようとする税制度を意味する。通貨取引税とも呼ばれる。 関連用語 国際資本移動 サドン・ストップ 詳しく見る
ビッグマック指数(Big Mac Index)とは、世界各国のマクドナルドで販売されている同品質のビッグマックの価格が、国家間で均等化し、一物一価の法則が成立するためには、為替相場の水準がいくらである必要があるかを計算した値である。ビッグマック指数は、イギリスの出版社であるエコノミスト社によって考案され、公表... 詳しく見る
バラッサ=サミュエルソン効果(Balassa=Samuelson Effect)とは、貿易財部門の生産性上昇率の高い国では、一般物価水準が外国と比べて上昇すると同時に、実質為替相場が増価する効果を意味する。 今、小国開放経済において、貿易財と非貿易財(サービスのように持ち運びが不可能であるため、... 詳しく見る
為替相場のパス・スルー(Pass-Through)とは、外国為替取引における為替レートの変化を貿易財価格にどの程度転嫁し反映させるかを意味する。 例えば、為替相場が1ドル=150円の下で、ある企業が1個300円の財を米国にドル建て価格2ドルで輸出していたとする。ここで、為替相場が1ドル=100円... 詳しく見る
市場志向価格形成(Pricing to Market)とは、企業がある市場において一定の独占力を行使できる場合、市場シェアを維持するように異なる市場で異なる価格を設定することを意味する。輸出財市場において、企業が市場志向価格形成を行う場合、為替相場の変化が部分的にしか外貨建て価格に反映されないため、購買力平価... 詳しく見る
安定的投機(Stabilizing Speculation)とは、合理的な投資家の裁定取引によって、非合理的な投資家が市場から淘汰される結果、変動為替相場制度下においても為替レートは安定するという考え方を意味する。 合理的な投資家は、為替レートの適正相場を正確に知っているため、例えば、円が適正相... 詳しく見る
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