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長短金利操作付き量的・質的金融緩和とは、2013年4月に導入された量的・質的金融緩和政策、及び、2016年1月に導入された「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を強化するため、2016年9月に導入された新たな金融緩和政策の枠組みである。 そこでは、第1に、金融市場調節によって、長短金利操作(イールドカー... 詳しく見る
包括的な金融緩和政策とは、日本銀行が2010年10月5日の金融政策決定会合において決定した3つの基軸からなる金融緩和政策である。 第1は、「金利誘導目標の変更」であり、「無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0~0.1%程度で推移するよう促す」とされた。第2に、「『中長期的な物価安定の理解』に基づく... 詳しく見る
中央銀行が不況時において景気回復のために行う金融緩和政策の1つである。伝統的金融政策においては、短期金利を誘導目標とした金融調節を行い、不況時においては短期金利を引き下げる金融緩和政策を行う。これに対し、量的緩和政策は、市中銀行が保有する中央銀行当座預金の残高を拡大させることによって金融緩和を行う金融政策を意味す... 詳しく見る
ゼロ金利政策とは、日本銀行が採用した金融政策の1つであり、政策金利である短期市場金利(無担保コールオーバーナイト物金利)をほぼゼロに誘導する政策である。 1999年2月、日本銀行は、無担保コールオーバーナイト物金利を史上最低の0.15%に誘導し、「無担保コールレート(オーバーナイト物)をできるだけ低めに... 詳しく見る
非伝統的金融政策(Unconventional Monetary Policy)とは、伝統的な金融市場調節手段である政策金利がゼロ、或いはほぼゼロになった状況から、さらに金融緩和を行う政策を意味する。具体的には、中央銀行のバランスシートを拡大させる量的緩和やマイナス金利政策、イールドカーブ・コントロールなどが... 詳しく見る
FOMC(Federal Open Market Committee、米国連邦公開市場委員会)は、米国の政策金利であるフェデラルファンド(FF)レートの誘導目標や、これを達成するための公開市場操作の方針を決定する、最高意思決定機関委員会である。日本銀行の「金融政策決定会合」、欧州中央銀行の「ECB政策理事会」に相... 詳しく見る
FRB(Federal Reserve Board、連邦準備制度理事会)は、米国の中央銀行制度であるFRS(Federal Reserve System、連邦準備制度)の最高意思決定機関である。FRSにおいては、12の主要都市に散在する連邦準備銀行(Federal Reserve Bank)をFRBが統括している... 詳しく見る
金融政策決定会合とは、日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会の会合のうち、金融政策の運営に関する事項を審議・決定する会合である。9人の委員(総裁、2人の副総裁、6人の審議委員)で構成され、年8回開催されている。 金融政策決定会合では、①金融市場調節方針、②基準割引率、基準貸付利率および預金準備率、③... 詳しく見る
デフレ時代の糊代とは、デフレ・スパイラルを回避するため、デフレ・ショックに対する糊代(safety margin)として、予め、若干高めにインフレ率を設定しておくという考え方である。 例えば、インフレ率を0%とした状態で、デフレ・ショックが発生したとき、名目賃金に下方硬直性が存在するならば、名目賃金を引き下げ... 詳しく見る
中立金利とは、実際の生産量が潜在的な生産量に一致するときの実質金利を意味し、自然利子率、均衡実質金利とも呼ばれる。 実質金利が中立金利を上回ると、実際の生産量が潜在的な生産量を下回るため、経済にデフレ圧力が生じる。一方、実質金利が中立金利を下回ると、実際の生産量が潜在的な生産量を上回るため、経済にインフ... 詳しく見る
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