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ノミナル・アンカー(Nominal Anchor)とは、物価水準(または、インフレ率)を安定化させるため、特定の指標に金融政策をリンクさせることで、金融政策当局の裁量の余地を小さくする政策を意味する。特定の指標であるターゲットに錨(アンカー)を下ろすことで、船に見立てられた物価水準を安定化させることを意味する... 詳しく見る
最適通貨圏の理論(Theory of Optimum Currency Areas)とは、複数の国家間で単一の共通通貨を導入する通貨統合を行う際、その最適な地域的範囲を決定する基準に関する理論である。 単一の共通通貨を導入した場合には、国家間の経済的格差を為替レートの変動によって調整することがで... 詳しく見る
欧州通貨統合(European Monetary Integration)とは、欧州連合(EU)内の複数の国家間における通貨統合を意味する。なお、通貨統合とは、複数の国が一元的な金融政策の下で、単一通貨を法定通貨として共有することに合意している状況を指す。 欧州では、1989年4月に発表された「... 詳しく見る
欧州通貨制度(European Monetary System、EMS)とは、欧州共同体(EC)加盟国間において、ユーロ導入までの移行期間である1979年から1998年末まで維持された通貨制度を意味する。 そこでは、為替相場メカニズム(ERM)のもと、EMS参加国通貨の加重平均によって計算される... 詳しく見る
経済収斂条件とは、マーストリヒト条約(1992年締結、1993年発効)において定められた、ユーロを導入し欧州通貨同盟に参加するための条件を意味し、「マーストリヒト基準」とも呼ばれる。 具体的には、以下4つの条件が設けられている。 過去1年間、消費者物価上昇率が、消費者物価上昇率がもっと... 詳しく見る
欧州為替相場メカニズム(Exchange Rate Mechanism、ERM)とは、欧州通貨制度(EMS)参加国間の為替相場の変動を調整するための制度であり、ユーロ導入までの移行期間である1979年から1998年末まで維持された。 そこでは、参加国は、参加国通貨の加重平均によって計算される欧州... 詳しく見る
欧州為替相場メカニズムⅡ(Exchange Rate Mechanism Ⅱ、ERMⅡ)とは、欧州通貨統合未加盟国がユーロ導入の準備段階に適用される制度として、1999年に欧州為替相場メカニズム(ERM)を引き継いで設立された制度である。 ユーロを導入しようとする国はERM IIに従い、自国通貨... 詳しく見る
欧州通貨単位(European Currency Unit、ECU)とは、ユーロ導入までの移行期間である1979年から1998年まで使用された仮想的な通貨であり、欧州通貨制度(EMS)参加国通貨の加重平均をとった通貨バスケット単位を意味する。 実際に流通する通貨ではなく、中央銀行間の決済手段や準備資... 詳しく見る
安定成長協定(the Stability and Growth Pact、SGP)とは、ユーロ導入国に対し、財政規律の維持と強化を義務付ける協定を意味する。具体的には単年度の財政収支赤字が対GDP比で3%を超えず、かつ累積債務額が対GDP比で60%を超えないこととされている。 なお、安定成長協定... 詳しく見る
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