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ニクソン・ショック(Nixon Shock)とは、1971年8月15日に、当時アメリカ大統領であったリチャード・ニクソンが、金とアメリカ・ドルの交換停止を突然発表したことより、世界経済が混乱したことを意味する。「ドル・ショック」とも呼ばれる。 当時、資本主義諸国においては、アメリカ・ドルの価値を... 詳しく見る
金為替本位制度(Gold Exchange Standard)とは、自国で金本位制度または金地金本位制度を実施出来ない場合、これを行っている他国に対し、固定為替相場制度を採用し、他国通貨と自国通貨との一定の交換を保証する制度を意味する。 例えば、ブレトン・ウッズ体制下では、アメリカ・ドルの価値を金1... 詳しく見る
覆面介入(Anonymous Intervention、Secret Interventions)とは、通貨当局が、介入の有無や実行額を公表しないまま秘密裏に為替介入することを意味する。 覆面介入が行われる場合は、民間部門は、通貨当局が目標とする為替レートや将来の金融政策の方向性に関するシグナル... 詳しく見る
安定的投機(Stabilizing Speculation)とは、合理的な投資家の裁定取引によって、非合理的な投資家が市場から淘汰される結果、変動為替相場制度下においても為替レートは安定するという考え方を意味する。 合理的な投資家は、為替レートの適正相場を正確に知っているため、例えば、円が適正相... 詳しく見る
市場志向価格形成(Pricing to Market)とは、企業がある市場において一定の独占力を行使できる場合、市場シェアを維持するように異なる市場で異なる価格を設定することを意味する。輸出財市場において、企業が市場志向価格形成を行う場合、為替相場の変化が部分的にしか外貨建て価格に反映されないため、購買力平価... 詳しく見る
為替相場のパス・スルー(Pass-Through)とは、外国為替取引における為替レートの変化を貿易財価格にどの程度転嫁し反映させるかを意味する。 例えば、為替相場が1ドル=150円の下で、ある企業が1個300円の財を米国にドル建て価格2ドルで輸出していたとする。ここで、為替相場が1ドル=100円... 詳しく見る
バラッサ=サミュエルソン効果(Balassa=Samuelson Effect)とは、貿易財部門の生産性上昇率の高い国では、一般物価水準が外国と比べて上昇すると同時に、実質為替相場が増価する効果を意味する。 今、小国開放経済において、貿易財と非貿易財(サービスのように持ち運びが不可能であるため、... 詳しく見る
ビッグマック指数(Big Mac Index)とは、世界各国のマクドナルドで販売されている同品質のビッグマックの価格が、国家間で均等化し、一物一価の法則が成立するためには、為替相場の水準がいくらである必要があるかを計算した値である。ビッグマック指数は、イギリスの出版社であるエコノミスト社によって考案され、公表... 詳しく見る
トービン税(Tobin Tax)とは、経済学者ジェームズ・トービンが提唱した税制度で、外国為替取引に租税を賦課することで、投機を目的とした短期的な国際資本フローを制限しようとする税制度を意味する。通貨取引税とも呼ばれる。 関連用語 国際資本移動 サドン・ストップ 詳しく見る
サドン・ストップ(Sudden Stop)とは、国際資本フロー、とりわけ新興市場国に対する国際資本フローにおける局面の1つを指す言葉で、グロスの資本流入が急停止する状況を意味する。 国際資本フローにおいては、グロスの資本流入が急増する「サージ(Surge)」、グロスの資本流入が急減する「サドン・... 詳しく見る
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