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数量方程式(Quantity Equation)とは、一定期間における貨幣流通量Mと貨幣の流通速度VTの積が経済全体の名目取引額PT(物価水準Pと実質取引量Tの積)と等しいという関係を表す式である。数量方程式は以下のように表される。 MVT=PT しかし、財やサービスの取引は交換手段と... 詳しく見る
資産需要とは、債券の価格変動から生じるキャピタル・ロスを回避するための貨幣保有動機である。投機的動機に基づく貨幣需要とも呼ばれる。 金利が低下すると債券価格は上昇するため、多くの経済主体は将来における債券価格の低下を予想する。このとき、自らの資産を債券として保有すると、キャピタル・ロスを被る可能性が... 詳しく見る
予備的需要とは、将来の不測の事態に備えた貨幣保有動機である。予備的動機に基づく貨幣需要とも呼ばれる。将来において何が起きるか不確実であるため、不測の事態に備えて、予備的に貨幣が保有される。 (参考文献) 花輪俊哉・小川英治,『金融経済入門(第2版)』,東洋経済新報社,200... 詳しく見る
マネーストックとは、ある時点で経済全体に存在する貨幣の総量であり、具体的には「一般法人、個人、地方公共団体などの通貨保有主体が保有する現金通貨や預金通貨などの通貨量の残高」を指す。 マネーストックの範囲は国や時代によって異なり、一義的には決まっていない。日本では、日本銀行によってマネーストック統計が... 詳しく見る
譲渡性預金(Certificate of Deposit、CD)とは、預金取扱金融機関によって無記名の預金証書として発行される定期預金の一種で、他人への譲渡が可能である。譲渡可能定期預金証書とも呼ばれる。 日本銀行の現行のマネーストック統計において、譲渡性預金(CD)はM2、M3及び広義流動性に含ま... 詳しく見る
要求払い預金(Demand Deposit)とは、貨幣を構成する要素の1つであり、普通預金と当座預金からなる貨幣概念である。要求すればいつでも払い戻すことができることから、要求払い預金と呼ばれる。 普通預金と当座預金は、現金通貨と同様に流動性が高く、支払機能(決済機能)を有している。 ... 詳しく見る
準通貨(Quasi-Money)とは、貨幣を構成する要素の1つであり、日本銀行のマネーストック統計によれば、定期預金、据置貯金、定期積金、外貨預金から構成される貨幣概念である。 準通貨を構成する各要素の詳細として、準通貨の大半を占める定期預金は、あらかじめ定められた預入期間が満了するまでは原則として... 詳しく見る
預金通貨とは、普通預金や当座預金等、いつでも払い戻すことができる流動性が高い「要求払い預金」のことである。これらの預金は支払機能を持つため、貨幣を構成する要素の1つと考えられる。 関連用語 現金通貨 準通貨 譲渡性預金 M1 M2 M3 詳しく見る
現金通貨とは、貨幣を構成する要素の1つで、銀行券(紙幣)と補助貨幣(硬貨)を合わせたものを意味する。 関連用語 預金通貨 準通貨 要求払い預金 譲渡性預金 M1 詳しく見る
価値貯蔵機能(Store of Value)とは、貨幣が持つ本源的機能の1つで、貨幣が財・サービスに対する購買力を蓄えておく機能である。 貨幣を手に入れる時点と使う時点が異なる場合、その間に貨幣の価値が変動したり、減少したりすれば、貨幣的交換を安定的に行うことが困難となる。このため、耐久性が乏しく腐... 詳しく見る
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