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在庫理論アプローチ(Approach to Inventory Theory)とは、貨幣の範囲を現金通貨に限定し、取引動機に基づく貨幣保有の便益とコストから最適な貨幣保有残高を分析したものであり、ボーモル・トービンモデルとも呼ばれる。 貨幣保有を増大させると、その分を債券として保有した場合に受け... 詳しく見る
伝染効果(Contagion Effect)とは、ある国で発生した通貨危機が、その国だけでなく他国に波及して他国でも通貨危機が発生することをいう。伝染効果のメカニズムについては、①貿易面でのつながり、②マクロ経済政策・マクロ経済環境の類似性、③金融危機の連鎖、が指摘されている。 ... 詳しく見る
第3世代モデル(Third Generation Model)とは、通貨危機の発生に関する理論の代表的な3種類のモデルのうち、国内の金融システムの脆弱性によって企業や金融機関のバランスシートが悪化し、通貨危機と金融危機が併せて発生するモデルである。1997年のアジア通貨危機をきっかけに、Krugman(1999)... 詳しく見る
アジアの風邪(Asian Flu)とは、1997年7月のタイ・バーツ切り下げを発端としたアジア通貨危機の際に発生した、周辺国経済への影響をいう。 1997年7月のタイ・バーツの価値下落から程なくして、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピンといった周辺国でも為替レートが大きく下落した。タイ、韓国、... 詳しく見る
第2世代モデル(Second Generation Model)とは、通貨危機の発生に関する理論の代表的な3種類のモデルのうち、投資家の期待(予想)に基づく行動によって引き起こされる通貨危機を説明するモデルである。Obstfeld(1996)によって精緻化された。 第2世代モデルは、財政赤字等のマク... 詳しく見る
メキシコ通貨危機(Mexican Peso Crisis)とは、1994年末から1995年にかけてメキシコで発生した通貨危機である。1994年12月20日に実施された15%のペソ切り下げをきっかけに発生した。その後1週間と経たずペソの価値は半減し、経常収支赤字はGDPの8%まで増大した。翌1995年1月に米国とI... 詳しく見る
第1世代モデル(First Generation Model)とは、通貨危機の発生に関する理論の代表的な3種類のモデルのうち、マクロ経済状況の悪化が原因で発生する通貨危機を説明するモデルである。1960年代や1970年代にチリやペルーといった南米の国々で発生した通貨危機をきっかけに、Krugman(1979)... 詳しく見る
投機攻撃(Speculative Attack)とは、ある国の通貨について、通貨当局が維持しようとする固定為替相場とその国のファンダメンタルズによって決まる実際の為替相場との間に乖離が存在するとき、投資家がその国の通貨の減価を企図して外国為替市場においてその国の通貨を大量に売り、減価したその通貨を買い戻すこと... 詳しく見る
フロー・アプローチとは、為替相場決定理論の1つで、ある一定期間における外国通貨のフローに対する需給関係から、為替相場が決定されるとする考え方である。外国通貨のフローに対する需給は、経常収支、外貨準備増減を除く金融収支、及び、公的介入に伴う外貨準備増減によって生じる。 経常収支は、自国通貨建て為替相場Eが減価... 詳しく見る
アジア通貨危機(Asian Financial Crisis)とは、1997年7月のタイ・バーツ切り下げを発端として、1997年から1998年にかけてタイ及び周辺のアジア諸国において発生した通貨危機及び金融危機のことである。 アジア通貨危機の特徴は、通貨危機と金融危機が併せて発生した点である... 詳しく見る
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