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  • No : 1235
  • 公開日時 : 2019/03/29 12:05
  • 更新日時 : 2019/09/05 14:46
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実質為替相場

実質為替相場
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実質為替相場(Real Exchange Rate)とは、物価水準を考慮し、名目為替相場を内外物価水準の比率でデフレートしたものを意味する。
 
具体的には、日本の物価水準をP (円)、米国の物価水準をP*(ドル)、円建て名目為替相場をS(円/ドル)としたとき、実質為替相場は、S×P*/Pで定義される。分子は米国の財の価格を円建てに換算した値となっていることを考えれば、実質為替相場は、日本の財の価格に対する米国の財の価格の相対価格、すなわち、米国の財1単位で何単位の日本の財と交換できるかを表していることがわかる。
 
例えば、今、日本と米国で同質的なリンゴが売買されており、日本ではリンゴ1個=50円、米国では1個=1ドル、名目為替相場が100円/ドルとする。このとき、上式に従えば、実質為替相場は2となる。これは、アメリカのリンゴ1個と日本のリンゴ2個が交換されることを意味する。
 
したがって、実質為替相場は、自国財と外国財の価格競争力を表しており、実質為替相場の値が上昇(低下)すれば、自国財が相対的に安価(高価)となり、価格競争力が増加(減少)すると解釈できる。なお、実質為替相場の逆数は「交易条件(Terms of Trade)」と呼ばれる。
 

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