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リストリクテッド・ストック(Restricted Stock)とは、企業の役員などへの報酬の1つとして用いられる、一定期間の譲渡制限が付いた株式である。 一定期間の譲渡制限とともに、譲渡制限期間中の勤務条件が提示されており、条件が満たされない場合には株式の没収などのペナルティが課される。このペナルティを回... 詳しく見る
フリーライダーとは、ある活動・決定に対する影響力が小さい場合に、必要な費用を負担することなく、その便益を享受する経済主体のことをいう。 コーポレートガバナンスにおいては、大株主が経営者をモニタリングすることによって実現する株式価値上昇の利益を、その他の株主も享受できるため、大株主以外の株主は... 詳しく見る
過小投資問題(Underinvestment Problem)とは、債権者と株主(経営者)の間のエージェンシー問題の1つであり、企業が一定の金額を超えた負債を利用している場合、つまり、レバレッジが高いときには、NPVが正の投資案件であっても、投資を見送る可能性があることをいう。 その理由としては、投... 詳しく見る
モニタリング(Monitoring)とは、銀行貸付においては、企業などの資金の借り手が与信契約を守るかを監視することをいう。契約後に情報の非対称性が存在する場合、それに伴うモラルハザードを抑制する方法の1つである。 関連用語 外部資金調達 財務諸表 ソフト情報 スクリーニング 詳しく見る
経営者報酬とは、企業経営者の報酬のことをいう。 経営者報酬は、固定報酬と業績に基づくインセンティブ報酬の大きく2つにわけられる。業績に基づくインセンティブ報酬には、賞与やストック・オプションなどがある。 日本取締役協会の「投資家との対話委員会」は、2005年より「経営者報酬ガイドライン」を公表してい... 詳しく見る
ストック・オプション(Stock Option)とは、企業の経営者や従業員にインセンティブ報酬として付与される自社の株式を購入できる権利、すなわち新株予約権のことをいう。 企業業績が好調で、株価が上昇する場合には、ストック・オプションを付与された者は、ストック・オプションの権利を行使し、株価と行使価格の... 詳しく見る
資産代替問題(Asset Substitution Problem)とは、債務者である企業の収益に対する請求権の構造が債権者間で異なることによって生じるエージェンシー問題の1種であり、リスク・シフティング(Risk-Shifting)ともよばれる。 例えば、社債権者と株主(両者ともプリンシパル)が経営者(... 詳しく見る
エージェンシー問題(Agency Problem)とは、依頼人(Principal、プリンシプル)と代理人(Agent、エージェント)の間に生じる利害対立問題のことをいう。 代理人が依頼人の意向通りに業務を遂行するとは限らないことから生じる非効率性を、エージェンシーコストと呼ぶ。企業の株主(依頼... 詳しく見る
エージェンシー仮説(Agency Hypothesis)とは、主に株主と経営者の間の利害が一致しないことで、経済的なコストであるエージェンシーコストが発生すると考える仮説のことである。 例えば、所有と経営の分離により、株主と経営者の間で利害対立が生じる可能性がある。利害対立が生じる場合、経営者に株主の利... 詳しく見る
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