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銀行(Bank)とは、金融仲介機関の1つであり、日本では、銀行法に基づき内閣総理大臣の免許を受けて銀行業を営む者を指す。金融庁の「銀行免許一覧」では、都市銀行、信託銀行、外国銀行支店、地方銀行、第二地方銀行などの業態に分類されている。 銀行の主な業務は、預金業務、貸付業務、為替取引業務である。預金業務は... 詳しく見る
リレーションシップ・バンキング(Relationship Banking)とは、銀行などの金融仲介機関が、顧客と長期的かつ多面的な関係を構築することによって獲得、蓄積した情報(ソフト情報)をもとに、金融サービスを提供することをいう。 日本では、地域密着型金融ともいわれ、金融庁は、2003年3月から200... 詳しく見る
ハード情報とは、財務諸表など客観的かつ定量化が可能な情報のことである。 ハード情報をもとに、銀行などの金融仲介機関が、金融サービスを提供することをトランザクション・バンキングという。 一方で、経営者の事業意欲や経営能力など、主観的かつ定性的な情報をソフト情報といい、一般的にリレーションシップ・バン... 詳しく見る
中小企業金融とは、銀行などの金融仲介機関と中小企業の間で行われる金融取引のことである。 一般的に、中小企業は大企業に比べて外部からの資金調達が困難であるといわれている。中小企業との取引において生じる情報の非対称性や契約の不完備性が相対的に大きいと考えられるためである。 また、銀行などの金融仲介機関... 詳しく見る
担保(Collateral)とは、債務者が債務を履行できなくなった際に債権価値の毀損を最小限にするため、あらかじめ債権者に対して提供を約束した財産の総称を指す。 担保は、大きく、人的担保と物的担保にわけられる。人的担保は、債務者が債務を履行できず、財産も保有していない場合に、債務者以外の人に債務を負... 詳しく見る
完備契約とは、取引において発生し得る全ての状況とその対応を事前に全て記載した契約のことをいう。 企業金融では、主に完備契約を前提として議論が行われてきた。しかし実際には、完備契約を締結することは困難であり、契約締結後の再交渉がしばしば行われていた。このことから、不完備契約にもとづく理論の構築、理論分析が... 詳しく見る
不完備契約とは、取引で発生し得る全ての状況とその対応を事前に全て記載することのできない契約、あるいは取引で発生した全ての事柄を第3者に立証することができないような状況で結ばれる契約のことをいう。 企業金融では、主に取引で発生し得る全ての状況とその対応を事前に全て記載する完備契約を前提として議論が行われて... 詳しく見る
逆選択(Adverse Selection)とは、取引前に情報の非対称性が存在することにより生じる非効率性の問題である。 例えば中古車市場において、取引前に中古車の買い手と売り手の間に情報の格差が生じている場合を考える。中古車の売り手は、買い手よりも中古車の質に関する情報を有しており、その情報を隠すこと... 詳しく見る
情報の非対称性(Asymmetric Information)とは、ある経済主体と他の経済主体の間に情報の格差があることをいう。なお、情報の非対称性には、隠された情報(Hidden Information)と、隠された行動(Hidden Action)の2種類が存在する。 隠された情報とは、資金の貸借取引に... 詳しく見る
保証(Guarantee)とは、銀行貸付において、企業などの債務者が債務を履行できない場合に、債務者に代わり第三者が銀行(債権者)に対して返済する責任を負うことである。なお、保証は人的担保の1つである。 このような、債務者に代わり第三者が負う返済義務を保証債務とよび、義務を負う者は、保証人と呼ばれる。個人・... 詳しく見る
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