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  • 公開日時 : 2019/03/29 12:00
  • 更新日時 : 2019/10/02 15:01
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非伝統的金融政策

非伝統的金融政策
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回答

非伝統的金融政策(Unconventional Monetary Policy)とは、伝統的な金融市場調節手段である政策金利がゼロ、或いはほぼゼロになった状況から、さらに金融緩和を行う政策を意味する。具体的には、中央銀行のバランスシートを拡大させる量的緩和やマイナス金利政策、イールドカーブ・コントロールなどがあげられる。
 
日本銀行における伝統的な金融政策とは、政策金利である短期市場金利(無担保コールオーバーナイト物金利)を誘導する公開市場操作を通じて、金融市場調節を行う金融政策である。しかしながら、1999年から2000年にかけては、金融市場調節方針は「無担保コールレート(オーバーナイト物)をできるだけ低めに推移するよう促す」とされ、いわゆる「ゼロ金利政策」が実施され、政策金利を引き下げる余地がなくなったため、非伝統的金融政策が導入された。
 
日本における非伝統的金融政策の推移は以下の通りである。
1999年2月  ゼロ金利政策の開始
2000年8月  ゼロ金利政策の解除
2001年2月  ゼロ金利政策の開始
2001年3月  量的緩和政策 (Quantitative Easing、QE)の開始
2006年3月  量的緩和政策の解除 ゼロ金利政策へ移行
2006年7月  ゼロ金利政策の解除
2010年10月  包括的な金融緩和政策の開始
2013年4月  量的・質的金融緩和政策(Quantitative Qualitative Easing、QQE)の開始
2016年1月  マイナス金利付き量的・質的金融緩和政策(3次元QQE)の開始
2016年9月  長短金利操作付き量的・質的金融緩和の開始
 

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