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平均分散アプローチ(Mean-variance Approach)とは、資産のリターンの平均(期待値)と分散(標準偏差の2乗)によって投資家の意思決定が行われるとみなして、最適なポートフォリオの構成を分析することである。 投資家は資産のリターンの標準偏差をリスクと考え、リスクを低く保ちながら、平... 詳しく見る
危険資産(Risk Asset)とは、収益が確定していない資産のことを指す。リスク資産とも呼ばれる。株式や社債、不動産など不確実な価格変動がある資産がその例である。平均分散アプローチでは、資産のリターンの標準偏差をその資産のリスクとして分析を行っている。 これに対して、収益が確定している資産のことを... 詳しく見る
リスク(Risk)とは、将来のリターンがどの程度変動するかを示したものである。 平均分散アプローチでは、リスクは資産のリターンの標準偏差(分散の平方根)で表され、標準偏差が大きいほどリスクは大きくなる。一般的に高いリターンを獲得するためには、高いリスクをとらなければならない。リスク回避的な投資家は、... 詳しく見る
マーケットポートフォリオ(Market Portfolio)とは、世の中に存在するすべての資産からなるポートフォリオのことである。 平均分散アプローチによれば、分散投資を行ったとき、すべての投資家の持つ危険資産の組み入れ比率は接点ポートフォリオになる。すべての投資家のポートフォリオを合計するとマーケットの時... 詳しく見る
最小分散ポートフォリオ(Minimum Variance Portfolio)とは、ポートフォリオ理論の下で、複数の資産を組み合わせたときにできる効率的フロンティアの中で、最も分散が小さくなるようなポートフォリオのことを指す。 理論的には、最小分散ポートフォリオは接点ポートフォリオとはならないため選択されな... 詳しく見る
ポートフォリオ(Portfolio)とは、株式や債券などの資産の組み合わせのことを指す。ポートフォリオ理論では、複数の資産を組み合わせた分散化されたポートフォリオを作成することによって、より低いリスクで高いリターンを期待できる。 関連用語 平均分散アプローチ 分散投資 マーケットポートフォリオ 詳しく見る
分離定理(Separation Theorem)とは、危険資産の組成が投資家のリスク選好と無関係に行われることをいう。 この定理では、投資の意思決定は2段階に分けられる。第1段階は、リスク資産だけを対象に最適な投資比率の危険資産ポートフォリオを作成するという意思決定である。第1段階で選択されるポートフォリオ... 詳しく見る
資本市場線(Capital Market Line、CML)とは、横軸にリスク(標準偏差)、縦軸に期待リターンをとったときに、安全資産と効率的フロンティア上の接点ポートフォリオを結ぶ直線のことを指す。 資本市場線は、投資家が選択可能なポートフォリオの集合の中で、あるリスク水準に対して最も大きなリターンを得ら... 詳しく見る
2基金分離(Two-Fund Separation)とは、効率的フロンティア上に存在する2つのポートフォリオに投資することで組成されるポートフォリオは、効率的フロンティア上に存在することを示した定理である。この定理より、フロンティア上の2つポートフォリオを見つけることができれば、効率的フロンティア上のすべてのポー... 詳しく見る
効率的フロンティア (Efficient Frontier)とは、分散投資を実施したときに実現するポートフォリオの中で、あるリスクの水準で最大のリターンを獲得できるポートフォリオの集合のことを指す。 図1のように安全資産が存在しないときには、投資可能な領域(投資機会集合)の上方が効率的フロンティアとなるが... 詳しく見る
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