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フレーミング効果(Framing Effect)とは、同じ意味を持つ情報であっても、焦点の当て方によって、人はまったく別の意思決定を行うという認知バイアスのことである。情報のどこにフレームを当てはめるかによって、意思決定が異なることからフレーミング効果と呼ばれる。このようなバイアスが生じるのは人々が損失回避の傾向... 詳しく見る
損失回避(Loss Aversion)とは、人々は損失を避けるような意思決定を行う傾向が強いということである。KahnemanとTverskyは同じ額の利得を得るときの喜びに比べて、損失を被る悲しみは2倍であると述べている。損失回避は、授かり効果(Endowment Effect)やサンクコスト効果(Sunk C... 詳しく見る
ナローフレーミング(Narrow Framing)とは、複数の意思決定を行う際に、人が個別の問題にのみ注目し、それらを組み合わせた全体の問題を無視しがちな傾向のことを指す。 TverskyとKahnemanは1981年に下記の2つの意思決定を同時に行う際に、それぞれどちらの選択をするかをするのか... 詳しく見る
プロスペクト理論(Prospect Theory)とは、不確実性下での意思決定を行う際に、人間本来の認知バイアスを取り入れた意思決定モデルである。プロスペクト理論は期待効用原理では説明できない意思決定を説明できる理論であり、KahnemanとTverskyによって1979年に提唱された。 プロスペク... 詳しく見る
エクイティプレミアムパズル(Equity Premium Puzzle)とは、過去の株式の実現リターンと安全資産のリターンの差(エクイティプレミアム)が、理論が予見する値と比べて大きすぎる現象のことをいう。エクイティプレミアムパズルは、現在も未解決のファイナンスの重要なパズルである。 MehraとPresc... 詳しく見る
メンタルアカウンティング(心理会計)とは、お金を使用するときの意思決定が、お金の出処や何に使うかによって、変化することを指す。例えば、ギャンブルで儲けた100万円を使うときと、働いて貯めた100万円を使うときとでは、ギャンブルで儲けた100万円の方が無駄遣いしても後悔は少ない。このように人々はメンタルアカウンティ... 詳しく見る
ディスポジション効果(Disposition Effect)とは、価格が上昇した株を早期に売り、一方で、下落した株を保有し続けるという投資家の傾向である。気質効果とも呼ばれる。実証分析では、売却した株式はその後も上昇し続け、下落した株式をそのまま保有し続けたとしてもその後も下落することが示されており、合理的な投資... 詳しく見る
参照点(Reference Point)とは、プロスペクト理論において利得と損失の判断を分ける基準点である。意思決定者は参照点からの変化によって、損得を判断する。意思決定者は参照点よりも高い利得を獲得するときにはリスク回避的になり、損失を被るときにはリスク愛好的となる。投資に関する研究では、購入時点の株価や現在の... 詳しく見る
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