• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 1868
  • 公開日時 : 2019/09/30 12:05
  • 更新日時 : 2022/08/03 11:13
  • 印刷

序数的効用

序数的効用
カテゴリー : 

回答

序数的効用(Ordinal Utility)とは、水準や大きさ自体に意味はないが、その大きさから示される序列に意味がある効用を指す。
 
例えば、リンゴを1個もらうことで得られる効用の大きさが2であり、ミカンを1個もらうことで得られる効用の大きさが1である場合を考える。この効用を序数的効用の観点からみた場合には、リンゴを1個もらうことがミカンを1個もらうことよりも望ましいという解釈はできるが、その満足度が2倍であるという解釈はできない。
 
一方で,効用の水準や大きさに意味がある効用を基数的効用と呼ぶ。期待効用理論で用いられるフォン=ノイマン・モルゲンシュテルン型効用関数は、その大きさに意味を持つ基数的効用である。
 

 

関連用語

あわせて閲覧されているワード