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  • No : 2514
  • 公開日時 : 2021/12/01 17:01
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ビッグマック指数

ビッグマック指数
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回答

ビッグマック指数(Big Mac Index)とは、世界各国のマクドナルドで販売されている同品質のビッグマックの価格が、国家間で均等化し、一物一価の法則が成立するためには、為替相場の水準がいくらである必要があるかを計算した値である。ビッグマック指数は、イギリスの出版社であるエコノミスト社によって考案され、公表されている。
 
例えば、今、日本におけるビッグマックの価格が1個320円、米国における価格が1個4ドルである場合、為替相場が1ドル=80円であるならば、日本と米国の間でビッグマックの価格が等しくなり、一物一価の法則が成立する。
 
ビッグマック指数は、購買力平価の考え方をビッグマックの価格に当てはめたものである。しかし、購買力平価は、ビッグマックの価格のみならず、他の多くの財・サービスの価格を加重平均した一般物価水準に関して定義されるものである。したがって、ビッグマック指数が為替相場のあるべき均衡水準を意味するという解釈とはならないことに注意が必要である。
 
 

 

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