投資信託とは、多数の投資家から資金を集め、1つの大きな資金として専門家(投資信託運用会社)が運用する金融商品で、投資家にとって資産形成・資産運用の手段の1つである。投資信託は預金とは異なり、元本が保証されておらず、運用によって生じた損益は投資した金額に応じて投資家に帰属する。
さらに詳しく
投資信託には、日本国内で発行されているだけでも数千種類の銘柄があり、【表】のように、商品形態、投資対象地域、投資対象資産によって区分できる。これらの区分を組み合わせた様々な商品が組成されており、投資家はニーズに応じて商品を選択することができる。
○メリット
・預金を上回るリターン獲得の可能性がある
・小口投資が可能
・専門家のノウハウを活用した運用が行われる
・多様な投資対象
・各関係機関(販売会社・投信会社・信託銀行など)が破たんした場合でも、制度的に守られる(分別保管)
○デメリット
・商品ごとに異なる多様なリスクがある
・元本欠損の可能性がある