拡大クレジット・ファシリティ(Extended Credit Facility、ECF)とは、
IMFによる低所得国向けの譲渡的融資制度である
貧困削減・成長トラストの1つで、2010年1月に創設された。構造的な
国際収支問題を抱える低所得国に対して、持続可能な貧困削減を目標に、中長期的に融資する制度である。適用期間(制度を利用し融資を引き出せる期間)は最長5年である。
2010年の融資制度改革に伴い,かつての低所得者向けの融資制度であった貧困削減・成長ファシリティ(Poverty Reduction and Growth Facility)がECFに引き継がれた。