72の法則(Rule of 72)とは、ある利率の下で複利で運用した時に、投資元本が2倍になるような期間、あるいは、ある期間に複利で運用した時に投資元本が2倍になるような利率を、近似的に求めることができる計算方法である。具体的には、
「72÷利率(%)=期間(年)」
となるように利率と期間が定められる。
例えば、利率が年間8%の場合、この法則を用いて計算すると、9年で元本が2倍になることがわかる。実際の年数は連続複利を用いて計算すると9.0065年であり、近似的に上記の関係が成立していることが確認できる。