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一橋大学大学院
経営管理研究科 研究ノート
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No : 2540
公開日時 : 2021/12/01 17:04
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通貨スワップ取極
通貨スワップ取極
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回答
通貨スワップ取極(Currency Swap Agreement)とは、自国において
投機攻撃
が発生し、自国通貨に減価圧力がかかったり、
外貨準備
が枯渇しそうになったりする際、予め定められた相場で自国通貨と協定相手国の通貨を交換することを定めた中央銀行間の取極を意味する。
取極相手国から融通されるドルまたは相手国通貨を用いて
為替介入
することで、自国通貨の急激な減価を緩和することが可能となる。また、このような取極が存在することで、投機攻撃を行おうとする投機家のインセンティブを削ぎ、投機攻撃の発生を減少させることが可能となる。
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