消費者物価指数(Consumer Price Index、CPI)とは、消費者が購入する財やサービスの価格の動向を示す指標である。総務省が毎月公表している。この値は、基準年を100として現在の物価が基準年よりどの程度変化したかを見ることができる。日本では、天候の影響を受けやすい生鮮食品を除いた物価指数を「コアCPI」と呼び、インフレ・デフレの動向を捉える重要な物価指数と位置付けている。
CPIと類似した指標として
GDPデフレーターがあるが、GDPデフレーターは、国内の生産に関する指標であるため、輸入品の価格に変化があった場合には、CPIとは異なる動きをする可能性がある。またCPIは
ラスパイレス指標であり、GDPデフレーターは
パーシェ指標である点で異なる。