CRRA効用関数(Constant Relative Risk Aversion Utility Function, 相対的リスク回避度一定効用関数)とは、
期待効用理論で用いられる
フォン=ノイマン・モルゲンシュテルン型効用関数の一種であり、
相対的リスク回避度がいかなる
効用水準(消費あるいは所得水準)においても一定になるような効用関数を指す。具体的には、以下のような、べき乗効用関数及び対数効用関数の単調線型変換として与えられる。
ただし、γは一定となる相対的リスク回避度を表す。
CRRA効用関数は、資産価格論やマクロ経済学において最も標準的に用いられる効用関数の1つである。