鉱工業生産指数(Indices of Industrial Production)とは、経済産業省が毎月発表する鉱工業指数の1つで、金属や電気機械といった鉱工業製品を生産する国内企業における生産の動向などについて、基準年を100として指数化したものである。生産指数には、付加価値額ウェイトと生産額ウェイトの2種類があり、付加価値額ウェイトが利用されることが多い。
鉱工業生産指数は、
GDPに比べて発表の頻度が高く、発表までの期間が短いことから、日本における生産活動の状況を、いち早く把握できる指数として、足許の景気動向を判断する上で重要視されている。